2020年3月9日、新型コロナウイルスが徐々に世界中に猛威を振るい始めている中、SFC修行兼ダイヤモンド修行をする為にシンガポール航空を利用しメルボルンに向かう。
シンガポール航空は1月中旬に中部=シンガポール=クアラルンプール線で利用したばかりで、シンガポール航空のカウンターを訪れた際に懐かしく感じた。1月に利用した際はエコノミークラス利用でしたが、今回は全区間ビジネスクラス利用なのでチェックインカウンターからエコノミーとは違う雰囲気と応対を楽しむ事が出来た。
保安検査場⇒出国審査を終え制限エリア内を散策。
搭乗ゲート前にはラウンジがあるのだが一度誰もいないゲートを撮影する為にシンガポール航空が出発する16番ゲートに向かった。
ゲート付近には案の定乗客は殆ど見当たらず、老夫婦が1組イスに座っていたぐらいだった。
中部国際空港にはANAラウンジはないのでスターアライアンスラウンジをシンガポール航空利用者は利用する事になる。ラウンジは制限エリアからエレベーターで降りた所にあり、エレベーターのドアが開くと目の前には3人の女性スタッフが出迎えてくれる。ラウンジの外観を撮影したかったが、出発便が重なっている事もあって混雑していた。
ビュッフェエリアも行列が出来るほど並んでおり、ドリンクバーエリアも列を作っていた。
特にドリンクエリアは新型コロナウイルス感染対策でスタッフが客一人一人にドリンクの希望を聞き、スタッフがドリンクを注ぐスタイルになっていたのが原因だろう。
私は小柄ですのでビジネスクラスを利用する時はラウンジでの食事を控えているのでドリンク、野菜ジュースだけ頂いて席で寛いだ。ラウンジの滞在時間は30分程だっただろうか。出国前に展望デッキで撮影していたりしていたので、ちょっと慌ただしいラウンジ滞在となりました。
搭乗予定時間の10分前にラウンジを出たら既にビジネスクラス、PSS、スターアライアンスゴールドメンバーの優先搭乗が始まっていた。
乗客が少ない事から、早めに出発する事になったのだろう。
シンガポール航空SQ671便は16番搭乗口から搭乗する。搭乗手続きをした際にガラガラだったので、本当に手続き時間なのと時計を見てしまった。
ラウンジの飲み物に関してはスタッフが準備するスタイルで、カップ麺もお湯を入れる際はスタッフに頼むように促されている。 pic.twitter.com/RBzlVnm9Ss
— TAKETONBO🇦🇺SFC94,030PP (@TravelCritic81) March 8, 2020
もう少し遅かったらエコノミー客と同じタイミングで搭乗する羽目になっていただろう。執筆時2020年8月現在はダイヤモンドまじかのSFC会員ですので、今後はスターアライアンスメンバーで海外旅行や国内旅行をする場合でエコノミーを利用したとしても上級会員ですのでこのタイミングで機内に搭乗する事になる。
機内に入ると早速客室乗務員(CA)さんが座席まで案内をしてくれた。
乗客が少ないので、一人にサービスを提供できる時間が長くなるので顧客としては乗客が少ない事に関しては大歓迎である。
利用機材はB787-10型機でシンガポール航空が保有しているB787シリーズで唯一のB787である。
シンガポール航空のB787-10はビジネスクラス36席、エコノミークラスが337席となっており、ビジネスクラスの座席配列は1-2-1の標準レイアウトである。
因みにANAが保有しているB787-10の座席はビジネスクラスが38席、プレミアムエコノミーが21席、エコノミークラスが235席の計294席となっている。ANAビジネスクラスのスタッガードシートと比べると個室感はありませんが、雰囲気はシンガポール航空のビジネスは高級感があり、好きである。
自席に到着するとCAさんから挨拶がありウェルカムドリンクのサービスが始まった。
シャンパンかオレンジジュースの2択でお酒を飲まない私は迷わずオレンジジュースをチョイスした。
思ったより冷えてなかったが常温より少し低めの温度の方が甘味を感じ取れるので、温度調節をしているのか、時間が短くて冷えていなかったのか分かりませんが、おもてなしを感じれる一面となった。
3月9日の国際線はギリギリ運行している状況で、帰国した13日以降は完全に麻痺状態の入口に犯されていた。
17番ゲートにはA330-300のフィンランド航空が駐機してあった。
A330-300はキャセイパシフィック航空を利用した際に搭乗した事があるが、それ以外はないので他社のA330を今後利用してみたい。
暫くするとドアクローズを知らせる業務連絡が流れた。
私が席に座ってから10分も経っていなかっただろう。恐らくエコノミークラスの乗客は30~40人程度だったのでは。
離陸後15分程で機内サービスが始まった。
離陸前に離陸後に提供されるドリンクは何になさいますか?と聞かれたのでジンジャーエールをオーダーしといたので外の景色を見ていたら挨拶とともに提供された。
ジンジャーエールを頂いているとシンガポールやマレーシア、タイ、インドネシアの国民食と言っても過言ではないサテーが提供された。このアペタイザー的なサテーはビジネスクラスを利用したら必ず食べて頂きたい。
美味しかったのだが、付け合せのキュウリが如何にも鈴虫かコオロギの餌のような食感で水分が抜けていた事が残念だった。
前菜はスモークサーモンとエビのカポナータ添え
ポーチドエッグ、ポテトサラダとブリニと共にを頂いた。
SQ671便ビジネスクラスの機内食を紹介します。離陸後アペタイザーのサテーが提供されたのだが、サーモンの前菜が配られたのは90分後。ちょっと機内食のタイミングが分からなかった。
何故だろう中国国際航空の牛フィレ肉を越えた機内食が一向に出てこない。スジが多かった pic.twitter.com/6m4sISu9g9— TAKETONBO🇦🇺SFC94,030PP (@TravelCritic81) March 9, 2020
メインコースは「牛フィレ肉のタイムソース」「みつせ鶏焼き浸し鶏団子」「海鮮のジンジャーガーリック炒め」の3種類があるのだが、それ以外の前菜やカナッペ、ベーカリー、デザートは全てのコース共通となっている。
この前菜、最高に美味かった。
サーモンとエビのコラボは最強で、お代わりしたい衝動を抑えるのに必死だった。
メインコースは牛フィレ肉のタイムソース。
ローストパンプキンマッシュ、アスパラガスとチェリートマト添えを頂いた。
いつも機内食の牛肉をANAと中国国際航空で提供されたビジネスクラス機内食と比較しているのだが、シンガポール航空はやはり1番のクオリティーだった。ANAで提供される牛肉とパンは正直美味しくない。パンは自社製造で拘っているようだけど中国国際航空のパンと比べるとかなり落ちてしまう。
ANAは牛肉のメニュー開発にもう少し力を入れてほしいな。
食後はグアテマラコーヒーを頂きながら日本経済新聞に目を通しました。
ビジネスクラスだから雰囲気に負けて・・・と言いたい所ですが、私は投資家ですのでニュースには敏感な方なので15分程経済学習の時間を過ごしました。
せっかく有償のビジネスクラス航空券を発券しているのだから、機内で貴つろぎたいので日経新聞を横に置きシートをフルフラットに。名探偵コナンとアナ雪を横になりながら視聴・・・。
今日はシンガポールに到着後、5時間程のトランジットをした後にメルボルンまでの7時間30分のフライトがあるので軽く仮眠を取るのがベストであるが、寝たらもったいないのでメルボルンまで徹夜で過ごします。
何度か横になっているとCAさんが飲み物のオーダーを聞きにきてくれたのだがお腹いっぱいだったので飲み物はお断りしていました。
食後は3時間ほど横になる事ができかなり快適な空間なのだが、欧州やニューヨーク線と違い横になれる時間が短いのがネック。
気づけば「着陸に向けて高度を下げる」というアナウンスが流れる時間になっていた。
「シンガポール周辺の天候は晴れ、摂氏33℃でございます」とアナウンス。
エコノミークラスの乗客であれば「うわーーー」や「暑いーー」とか声が聞こえてきますがさすがビジネスクラスの乗客たちである。旅慣れた旅人はこの程度では何も驚かない。
1月にエコノミークラスでシンガポールを訪れた時も33℃だったが、エコノミークラスのコンパートメントがアナウンスと同時にざわめきだした事を覚えている。
面白い事に英語で「」とアナウンスが会った時は静かなのに日本語で「33℃」と流れるとざわめく。
こんな簡単な英語も分からないのにシンガポールに来たのと心でいつも笑っている。
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