TG321便 タイ国際航空B787-8ビジネスクラスレビュー(バンコク=ダッカ)

タイ国際航空TG321便(バンコク☞ダッカ) ビジネスクラスレビュー

SQ706便(SIN☞BKK)からの乗継でタイ国際航空TG321便にてバングラデシュ最大の都市ダッカへ向かいます。

中部国際空港で「中部=成田=シンガポール=バンコク=ダッカ」まで通しで預けているのですが、航空券はなぜかシンガポール航空のバンコク行までで、バンコク到着後乗継カウンターにてバンコク=ダッカの航空券を発券してもらい搭乗ゲートへ。

D4付近のロイヤルオーキッドラウンジより5分程歩いたところにあるTGカウンターからC4ゲートはかなりの距離があり、全くラウンジを利用する時間がなかった。

中部国際空港国際線乗り継ぎカウンターではなく成田のZカンターで発券していたらバングラデシュダッカまで通しで発券でき、TGのラウンジにも少しは寄れただろうな。

機内レイアウト:タイ国際航空公式ページより引用

タイ国際航空が保有しているB787-8(HS-TQB)ではロイヤルシルク24席エコノミークラス240席となっている。

ANAが保有しているB787は2種類あってスタッガードシートとクレードルシート。

タイ国際航空と比較するならクレードル仕様との比較が適切かと思うので、そちらに焦点を当ててお話します。

ANAの場合ビジネスクラスが42席エコノミークラスが198席となってはいるが、Aコンパートメント(前方エリア)だけのタイ国際航空とは違い、後方エリアの一部もビジネスクラスですので一概に同じ比較はできませんがAコンパートメントは同じ24席。

しかしANAとは違い、タイ国際航空の座席レイアウトは圧迫感がある。

機内に入った瞬間、ビジネスクラスの座席を見て思わず「狭い」と思ってしまった。

シンガポールからバンコクまで利用したシンガポール航空A350-900は中距離線用だったのでそこまで座席の落差は感じなかったが、もしシンガポール航空が長距離線用のレイアウトで運行されていたら、落差に幻滅してしまっていただろう。

SFC修行2020 シンガポール航空ビジネスクラス利用 A350-900

シンガポール航空A350の中距離から長距離線で運行されている座席はコチラです。

2020年にSFC修行で利用したメルボルンからシンガポールまでのビジネスクラスレビューとなっています。

ANAはコロナ蔓延以降経費削減の一環で手拭きになってしまいましたが、タイ国際航空やシンガポール航空ではアツアツの手拭きが提供される。

タイ国際航空のおしぼり、火傷しそうなくらい熱かった。

日本出発前に事前にオーダーしていた機内食。

原文:「Grilled Tiger Prawns with Lobster Cream Sauce」

意訳:「車海老のグリル ロブスタークリームソース添え」

正直、メインディッシュの車エビのグリルも微妙でしたし、デザートも食欲をそそる味付けと見た目ではなかった。

やはり東南アジア近郊路線ではなく、日本やオセアニア諸国線などの比較的長い路線の機内食でステーキを食べたいですね。

機内食は微妙でしたが、このガーリックトーストは最高にうまかった。

温められており、外はサクサク中はもっちりとビジネスクラスの特権と言うべきか地上で頂くガーリックトーストより美味しい。

SQでも提供されるのですが、TGと全く同じ味付けで両方同時に提供されたら全く味の違いを区別する事ができないかもしれません。

バンコクからバングラデシュのダッカまでの飛行時間は2時間40分程と、中部国際空港から石垣島ぐらいの感覚ですので機内食を食べてフルフラットで就寝といった余裕は略ありません。

乗客を見渡すと機内食をパスして就寝している人がいましたが、私には勿体なくてできません。

機内食(メイン)を提供される前に提供されたナッツ。

温められてはいませんでしたが、食後のおやつとしてテーブルの隅に置いて置き珈琲と共にゆったりと頂いた。

だがこの珈琲は酸化しており激マズ、よっぽど水かオレンジジュースの方が良かったかもしれません。

オレンジジュースとナッツが合うかどうかは別の話になってきますが。

20分程激マズ珈琲と格闘しながらナッツを頂き、バングラデシュの入国書類を書きました。

「友遊トラベル」さんのサイトで紹介してある手順で入国書類を書き進めて行ったので、本当にスムーズでした。

予め印刷して横に置きながら間違えのないように慎重にボールペンで。

書類2枚目(左)は結局使わなかったが、これはいったい何だったんだろうか。

バングラデシュ シャージャラル国際空港到着前に、全長125kmある世界一長いビーチがあるコックスバザール周辺を飛行していたのですが、雲海に覆われていて全く見渡す事が出来ませんでした。

入国書類を書いていると最終着陸態勢に入る時間が近づいてきたので、お手洗いを済ませて機窓の景色を楽しむ。

USバングラ航空のATR72が数機駐機してあった。

コックスバザールや近隣国際線路線(インド)などへ就航している。

到着初日は大気汚染はそこまで酷くなく、バンコクやベトナムのような空気感が漂っており機内からではありますがアジア最貧国とは思えない景色が広がっていた。

空港から一歩出ると、想像していた通りの景色が待ち構えていたのだが…

PBB(パッセンジャーボーディングブリッジ)にて降機する予定でしたが、機内で15分程待機するようにアナウンスがあった。

乗客の一部はPBBが機体スレスレまで接近し、もう少しでドアオープンのタイミングだった事もありドア付近で待っている人もいた。

日中のフライトですし少しでも機内に滞在出来て嬉しいので、1時間でも大歓迎ですよ。

15分経ってもドアが開かず、結局はL2ドアからタラップで降機。

ビジネスクラス乗客専用バスにてターミナルへ向かったのであった。

taketonbo毒舌海外旅行評論家/投資家

投稿者プロフィール

4年制大学で国際関係を学び、在学中に国家資格である総合旅行業務取扱管理者試験に合格し、卒業後は1年間中部国際空港(セントレア)で勤務。2018年には5/8~8/21にかけて、第98回ピースボート世界一周クルーズに乗船し、帰国後はネットビジネスに専念。11/20~11/24に香港経由で南アフリカへビジネスクラスマイル旅行、12/10~12/13に4回目の台湾を旅行する。訪問国数は2018年現在43ヶ国となっている。
また、2007年(当時中学1年生)から投資を始め、現在は株(現物/信用)、FXを取引しており、空売りの研究にも励んでいる24歳である。銘柄や通貨の取引状況や注目ニュースなどに関してはTwitterでリアルタイムな情報を発信しています。

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