アイキャッチ画像:Kapaleeshwarar Temple
インド/タミルナードゥ州チェンナイのマイラポールにあるシヴァ神に捧げられたヒンドゥー教寺院。
外国人も観光できますが、履物は脱いで入場するので素足での散策となります。
※この記事は2019年11月時点の情報です。(2021年8月現在チェンナイ線は運休)
2019年11月インドチャンナイには2泊3日滞在し、宿泊に利用したホテルは立地条件抜群の「ヒルトンチャンナイ」
空港からヒルトンチェンナイまではエグゼクティブルームを利用したのでホテルの無料送迎を利用。
一般的にはタクシーや電車を利用して空港からヒルトンに向かう事になるのですが、さすがインド物価は激安。
Tirusulam <70C:Koyambedu Market Tambaram>
ChennaiAirPort⇒Meeanampakkam⇒
JunctionOfPalavanthangal&GST
⇒AlandurCementRoad⇒Alandur⇒CantonmentBoard
(St. ThomasMountHeadPostOffice)
⇒AsarkanaOmniBusStop⇒Prnaipalai/Alandur
鉄道(MRT)でホテルに向かう場合は約30分9駅で到着し、運賃は僅か7₹(ルピー)。
日本円で僅か10円で向かう事ができます。
私はチェンナイのMRTを利用した事がありませんが、同時期に利用したYouTuberさんがレビューしていた動画を見る限り、日中に利用する分には問題なく乗車できる治安だと思う。
そもそも2019年11月上旬に訪れて時は、チェンナイという都市が観光開発されていない町の為日本人というだけで珍しさを感じる程である。
【インド:チェンナイ】
ヒルトンホテルから空港まで送迎してもらいます。往路と同じ運転手だったので往路は2ドルでしたが3ドルのチップをプレゼントしました。 pic.twitter.com/zmZm5Nh8bO
— TAKETONBO@海外発券SFC修行20 (@TravelCritic81) November 10, 2019
タクシーを利用する場合現地価格と観光客価格、そしてウーバーの料金がありチェンナイ滞在時にはウーバーには大変お世話になったのだが、空港⇔ホテルまで料金は150~200₹くらいだった事を記憶している。勿論利用時間帯や利用する車のランクによっても違いますがプレミアムやデラックスを選択する事をお勧めします。一番安い料金ですと50~80₹でもいけない事はありませんが、値段は安全に比例する事も多く、経験が浅いドライバーに当たったり、アプリの画像にて判断できますがトゥクトゥク利用となる。
ホテルに荷物を置いてから日中の観光旅行ならトゥクトゥクでもありですが、空港からホテルまでの移動の際は基本的に大型スーツケースを持っている場合が多く、1名ならなんとかなるかもしれませんが2名だと載らない場合や途中で落下の危険性もあるので乗車拒否になり、最悪手数料だけ発生という事態に。
私は滞在中ずっとエアコン付きの乗用車を利用しましたが、11月とはいえチェンナイの気候は日本でいうと夏。
35℃くらいまで気温が上がる事もありますし、大気汚染で空気が非常に悪いのでトゥクトゥクはやめておいた方がいいでしょう。
空港までは20分くらいで到着。
ホテルの送迎車ですので冷房や清潔さもしっかりと管理されており非常に快適な移動で景色を楽しむ事ができました。
チェンナイ空港のターミナル内へは3時間前にしかセキュリティ対策の影響で入る事が許されていないので、あまりにも早い空港への到着はしないようにお願いします。
入口には警備員が常駐しておりパスポートとイーチケットを掲示して入場するのだが、就航して10日くらいしか経っていなかったので警備員さんに質問攻めを食らいました。
チェンナイ空港はこじんまりとした空港ですので制限エリア外は至ってシンプルな空間が広がっている。空港に入ると日本人の声がチラホラ耳に入ってくるようになりました。チェンナイ滞在中、一人も日本人を見掛けませんでしたが目の前にはANAのチェックインカウンターがありますので、既に日本に戻ってきたかのような安心感。
チェックインをする前に荷物の検査をするので並んであちらの検査機に通して下さいと促された。
カウンターがオープンする前ですので、1~2分で検査が完了、オープンするまで近くの売店でカシューナッツを購入しました。
2021年8月現在SFC/ANAダイヤモンド会員なのですが、2019年11月はまだノンステータス。
しかし最近はビジネスクラスを利用する事が多く、プラチナ会員/スターアライアンスゴールドメンバーと同じレーンでチェックインや出入国をしていたので、スムーズにチェックインが終了。
DUTY FREE(免税店)を横目にしながらラウンジに直行しました。
新ターミナルなので清潔感はありますが、どこかLCCターミナルを連想させるような無機質な天井が印象的な空港。まあフランクフルト/ドイツの排気口むき出し天井よりずっと居心地が良いですがね。
チェンナイ空港には旧ターミナルにエアインディア&これと同じトラベルクラブラウンジがあるのですが、新ターミナルのトラベルラウンジを利用するようにとチェックイン時に強く念を押されました。実際搭乗前に時間があったので旧ターミナルのエアインディアとトラベルクラブラウンジに入室してみた所、ANA利用客は新ターミナルのラウンジを利用するんだよとスタッフに言われました。
因みにプライオリティパスならばANA利用客でも利用できるけど、ANA単体の入室資格はないそうだ。
【インド:チェンナイ】
トラベルラウンジの食事は敢えて食べずに過ごします。機内食を堪能出来るよう、お腹を空かしておきます。
ANAのゲートは12番なので、ラウンジと真逆のゲートである。 pic.twitter.com/1nTynmCvfB
— TAKETONBO@海外発券SFC修行20 (@TravelCritic81) November 10, 2019
中に入室すると豪華さはありませんが、涼しくて静かな空間が広がっています。
成田や羽田のANAラウンジと比べてしまうと天と地の差かもしれませんが、逆にこれくらいの方が気を遣わず気楽に過ごせるかもしれません。
入室後直ぐにシャワーを使いたいとスタッフに伝え、15分くらい待っているとスタッフがそばに来てくれて案内されました。
ラウンジ内にシャワーがあるのではなく、海外あるあるトイレ内の片隅に1個あるだけでした。
けっこうトイレの匂いがきつくウエーって感じだったけど、シャワーを浴びている間は特に匂いを感じませんでした。
だが、お湯が出なくぬるま湯だったので5分くらいでシャワーを浴びラウンジに戻りました。
あーー、ANAラウンジの香りが懐かしい。
シャワー室内にはトイレもあり。
これは評価があがります。シンガポール航空のシルバークリスラウンジのシャワー室は凄く綺麗で香りもよくANAラウンジと設備面では大差がないのですが、シャワー室内には個別のトイレがないんです。
利用してみればわかりますが、個別トイレがあるのかないのかは快適さが大きく変わってきます。
しかしアメニティーに関してはシルバークリスラウンジより圧倒的にANAの方が評価が高い。
チェンナイのシャワー室は、うーーん別に利用しなくてもいいかな。
【インド:チェンナイ】
トラベルラウンジからシャワールームに移動しました。 pic.twitter.com/kNvkvpfrus
— TAKETONBO@海外発券SFC修行20 (@TravelCritic81) November 10, 2019
就航したての航空会社に割り当てられたゲートは12番ゲート。
チェンナイ国際空港は旧ターミナルと新ターミナルがあり、12番ゲートは旧ターミナルの端にある。入国審査やラウンジがあるターミナルは新ターミナルなので、出発時間ギリギリまでラウンジで過ごしていたら乗り遅れてしまう可能性も。
写真を撮影している時は気づきませんでしたが、一人の男性がガッツポーズをしていました。
日本の空港ではまず見掛けない光景ですね。
国民性でしょうか、海外を旅していると明るく元気なスタッフがいたり、不愛想なスタッフがいたり、色んな人間性を目の当たりにできます。勿論日本の空港にはドラマがありますが、完全にマニュアル化されているので快適さはありますが、ちょっと物足りない。
機内に入るとCAさんがお出迎え。
私は勘違いして一度後方エコノミークラスまで歩いていってしまいましたが、優先搭乗をしているので機内に搭乗してくる乗客も少なく、スムーズに前方コンパートメントのビジネスクラスに戻る事ができました。
往路(成田⇒チェンナイ)は5K、復路(チェンナイ⇒成田)は5Aを選択。CAさんは私と同じ2泊3日滞在していたので、同じクルーでの運航となる。
往路は5Kに座っていましたので復路も同じ5Aを選択されていると思いました!と軽いコミュニケーション。「太陽と逆方向の座席を選択するようにしているんです」と笑顔で返答。
ビジネスクラスを利用するとちょっとした会話ができるので醍醐味の一つ。
座席に座り暫くするとウエルカムドリンクが提供される。
ANAビジネスクラスの場合シャンパンかオレンジジュースの2択、私はいつもビジネスクラスを利用する場合オレンジジュースを選択し頂いています。
CAさんとの会話は初めてビジネスクラスを利用する際は緊張していましたが、今は適度な距離を保ちながら状況を判断し話す内容を変えるように出来るようになりました。
満席に近い状態で話を長くすると迷惑がかかりますし、空いている時でもCAさんは忙しいですからダラダラ話していたら嫌われますので注意が必要ですね。
離陸後ベルト着用サインが消えると早速機内サービスがスタート。
離陸前に最初のドリンクと機内食のオーダーをするのですが、ANAを利用する場合機内食は基本的にインターネットで事前に予約して搭乗するので、機内食は最終確認ドリンクは直前に気分で決める。
と言ってもいつもジンジャーエールから頂く。
ANAのウエルカムドリンクは残念ながら使い捨てのプラスチックコップなので口触りが良くありませんが、離陸後に提供されるガラスのコップは皆さんのお気に入り。
高級感がありますし、ジンジャーエールの中にレモンを入れてくれるんですよ。
エコノミークラスではジンジャーエールを頂けませんし、あったとしてもエコノミーではレモンはどの航空会社もいれません。
<インド発(チェンナイ)ANAビジネスクラス機内食メニュー>
【インド:チェンナイ旅行】
ネットで筋金入りの不味さで評判のインド産牛肉を頂いた。後に動画をアップしますが、どれだけスジがありナイフで苦労したのか、リアルな情報をお届けします。
ソースも不味く、1/3程残しました。
機内食を残すなんて初めてだ!https://t.co/u7VvxvHK3c pic.twitter.com/ABLkN37pql
— TAKETONBO「負け犬の遠吠え」 (@TravelCritic81) November 10, 2019
B787-8とB787-9&-10は同じフルフラットシートを互い違いに配置したスタッガードシートを採用しているのですが、テーブルの広さが違いこちらのB787-8の方が広く、個人的に使いやすい。
ジンジャーエールを頂いていると機内食の香りが機内に充満し始めました。
いよいよアミューズの提供です。
ザ・タージマハール・パレス監修の「タンドリー・ロブスターと鶏の王子」と枝豆の2種を選択。
ビジネスクラスを利用すると機内食でチーズをよく目にするのですが、チーズが苦手で食べないようにしてるんです。
唯一食べれるチーズはピザ、マルゲリータやシーフードのチーズが少なめがいいですね。
アペタイザー
①マッシュルームパテをのせたプリオッシュオレンジソースとともに
②サーモンとコブミカンのケーキマンゴーレニオッシュ添え
③ツナとアンチョビとオリーブのライスペーパー巻き
③は日本で提供されてもおかしくない味付けでシンプルに美味しく頂けましたが、①と②はインドらしい独特の風味で回りを見てみると残している方がチラホラ。
しかし私はこの「インドらしさ」を体験する為にチェンナイを訪れたので、インド最後の食事として一粒一粒噛みしめて味を記憶していきました。
しかしですよANAさん、これはあくまでもANAビジネスクラス向けの機内食なんですよ。
もう少しメニュー開発に工夫できたのではないでしょうか?
結構な量を日本人が残していたというのが答えです。
私個人の意見としてはまた食べてみたい、謎の味を体験したい・・・
メインディッシュ
牛フィレ肉のグリルオイスターソース
【インド:チェンナイ旅行】
抹茶のティラミスとジンジャーエールを頂いた。これは普通に美味しかったよ。少し小腹が空いたので、お好きな時にのフルーツとカシューナッツを頂いた。中国国際航空のナッツと比べると温めていないので数点下がるが、ANAの事がより好きになる一時を過ごせた。 pic.twitter.com/pFiof1eOIW
— TAKETONBO「負け犬の遠吠え」 (@TravelCritic81) November 10, 2019
ANA海外発の牛肉は海外旅行/マイラー界隈の中では大変不人気!
インド線で既にあるムンバイやデリー線の牛肉も不人気ですが、クアラルンプール発も不発という。
機内という特殊な環境ではありますが、シンガポール航空や中国国際航空の牛フィレ肉は最高に美味しいので、ちょっとアクセントを変えてほしいな。
因みに3ヶ月後の2020年2月に搭乗した際は、オイスターソースが梅風味に変わっていましたが牛肉のクオリティーは相変わらず美味しくなかったです。
抹茶のティラミス、素直に美味しかった。
牛肉の独特の香りが口に残っていましたが、甘い風味に。
因みにビジネスクラスのデザートはプレミアムエコノミーでも頂けるんです。ビジネスクラスが満席など余りが出ない場合は提供されないようですが、おこぼれが貰えますので期待せずにプレミアムエコノミーを利用する際は待っているといいでしょう。
フルーツ・ナッツ
機内食を食べ終わる頃には機内照明が落とされ暗くなり、お休みタイムへ突入です。
フルフラットにして軽く目を閉じる選択肢もありますが、多分一瞬で朝になってしまう自信があったのでベットにせずフルーツとナッツの軽食を頂きました。
【インド:チェンナイ旅行】
⇒一部先出し紹介/機内食
NH826便、「お好きな時に」を注文して見た!
無言で機内食を頂くシリーズを作ります! pic.twitter.com/QrsIC3VvP5
— TAKETONBO@海外発券SFC修行20 (@TravelCritic81) November 11, 2019
デザートを頂きお手洗いを済ませて少し横になった頃にはミャンマーと中国の国境付近を飛行していました。
日本からインドまで直行便を利用する場合、偏西風によってベトナムハノイ以南まで南下する場合もありますが、中国大陸を東西に横断するルートを選択する事が多く、インターネット有料機内Wi-Fiを購入したとしても中国上空では使えないので注意してください。
フルフラットが魅力のビジネスクラスですが、なぜかチェンナイ⇒成田線のフライトは座席すら倒していなかった。
11月なので偏西風も強く、あっという間に上海上空を飛行していた。
睡眠時間も30分くらいは設定しようかと思いましたが、搭乗前に仮眠をとっていたので徹夜で楽しみました。
上海まで来ると東シナ海へと抜ける。そうすればあっという間に鹿児島/九州上空に差し掛かる。
エコノミークラスだと長く感じる7時間のフライトも、一瞬ですね。
ブログを執筆している時に思ったのですが、和食を頂けば良かったと軽く後悔しています。
お腹がいっぱいなら白ご飯を抜きにして貰う事もできた訳ですし、後の祭りですが選択ミスをしましたね。
鶏肉の大根おろし、、食べたかった。
夕食⇒夜食(軽食)⇒朝食と食べずめ。
CAさんも朝食前に沢山頂いている事を知っているので、「朝食はどうなさいますか?」と聞いてくれました。ケチな性格ですので朝食を頂きますと即決。
しかし無理して食べるのも嫌ですし、残すのはもったいなかですので本当に軽めの食事を用意してもらいました。
朝食を食べ終わる頃になると着陸に向けて高度を下げるまで20分となっていた。
成田到着時間が早朝7時25分なので機内ではあまりゆったり過ごす事ができないフライトスケジュールである。
往路は10時間超えのフライトなので欧州⇒日本より1時間程短いぐらいなのでアジア線の中では最長級なのだが、復路のチェンナイ⇒成田線は7時間25分と非常に短い。
7時間といいうとシンガポールやオーストラリアケアンズ線くらいの距離かな。
NH826便は定刻の7時25分に成田国際空港に到着しました。
ANAB787-8のビジネスクラスを初めて利用した海外旅行だったので、上級クラスへの憧れや今後も利用したいと強く思ったきっかけの航空旅行となった。機内からボーディングブリッジを利用しターミナル内に移動するのだが、11月上旬でしたが気温差が30℃近くあったのでより寒く感じましたね。
僅か30,000マイルでインド線のビジネスクラスを利用できた今回の「ハーフマイルキャンペーン」で、凄く魅力的な体験ができ帰国後自宅に到着したら、まだ空席待ちがあるのか調べてしまった。
エコノミークラスは結構空席があったのですがビジネスクラスは空席がなく、毎日パソコン睨めっこ。
ようやく2020年2月某日に往復ともビジネスクラスに空席を見つけました。
迷わず予約発券までし、今度はチェンナイタッチをする事に。
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