11/17~11/24にかけてドイツ経由でチェコ、オーストリア、スロバキア、ハンガリーを探訪した。今回の欧州までのアプローチは、LH737便10:30発フランクフルト着15:10の12時間40分のフライトと、LH1400便17:20発プラハ着18:20の1時間のフライトを利用し最初の目的地プラハに到着する。機材はA340-300、A321-200の2機を利用する。また、今回の旅では時差が8時間発生するので時差ボケに注意する必要がある。
17日の朝中部国際空港に6:58に到着した私はさっそくスカイデッキにて写真を撮ることにした。ルフトハンザドイツ航空のチエックインは8:00から始まる。時間にはかなり余裕が有る。私は通常より早めに到着し空港を散策するのが旅の楽しみとなっているのでできるだけ早く空港には到着するように心がけている。
チェックインの時間が来たので手続きを済ませ制限エリアで免税店をまわっていた。何時も思うがこの時間はアジア方面の便の出国ラッシュと重なるので人がごった返しておりゆっくりと歩き回る事が出来ない。
予め自宅で搭乗機の搭乗率を調べた所搭乗率は約90%だった。往路は窓側の席が確保できなかったので少しナーバスな気持ちになってしまっていた。しかし気を改め誰かに写真を撮ってもらうことにした。
遅延の影響で定刻より15分遅い搭乗時間で機内に入り座席に着いた所、なんと私の隣3席が空席となっていた。会員の特定の条件をクリアしているお客様の隣の席は空けてくれると言うことはよく言われているが3席も空いていると逆に落ち着かなくなる。他の席を見渡したところ略席が埋まっており窮屈な感じがしていたので、窓側には座れなかったものの優越感に浸ることが出来たのでとても良い旅のスタートを切る事ができた。
中部国際空港で恐らく機体が一番美しく撮影する事が出来るスポットはここ、18番ゲートではないでしょうか?
足早に機内に入り、翼をパシャリ。
帰路は窓側を確保できたが、往路は窓側を確保出来ませんでした。
自分の座席からの写真。如何にも国際線という雰囲気。
今回フランクフルトまでのフライトは12:40なのでたくさんの映画を観ることができる。
そこで、相棒・ビリギャル・ミリオンズ・タイタニックを往路に観ることにした。
「映画は国際線でみろ!」と言う言葉が主流となった今、私は基本的に映画館で見る事は少なくなった。相棒は昨年映画館で観たがビリギャルは観ていなかったのでワクワクしていた。それにしてもタイタニックの映画は長かった。上映時間は194分、近距離国際線だったら見終える事が出来なかっただろう。
有料機内サービスでインターネットが利用できるのだが現在中国領空に入ると自動的にインターネット回線が遮断されるというアナウンスに私は驚かされた。5年前に中国からGoogleが撤廃した事が要因と推測される。
離陸後40分からはスナックと飲み物が提供される。
欧州便はソウル方面に進路をとると思いがちだが、実は東北方面に向かうのだ。
中部⇒長野⇒新潟⇒佐渡島⇒ロシア⇒中国⇒ロシア⇒フィンランド⇒ポーランド⇒フランクフルトと往路はなっている。
今回のフライトでは機内食が2回とギャレイに軽食が用意されているのでフライト中にお腹がすく事はなかったが、やはりルフトハンザドイツ航空の機内食はボリュームが少ない。以前利用したベトナム航空の機内食の方がボリュームがあった。
「相棒 –劇場版III- 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ」を観た。
機内食を堪能しながら映画を観る程、贅沢な時間を過ごせるのは「国際線」ならではの体験である。
眼下にシホテアリニ山脈が見えてきた。シホテアリニ山脈はロシア連邦・極東連邦管区の沿海地方からハバロフスク地方に位置しており、ロシアの太平洋側の港で有名なウラジオストクの北東から日本海沿いに900kmにかけて伸びる高い山脈である。
日本上空では決して眺める事が出来ない光景である。
小腹がすいたのでギャレーでパンケーキを頂いてきた。
シンプルな味付けで海外独特の味付けがなく、2個も食べてしまった。
手作り感満載の、暖かみの感じられる軽食であった。
私の機内での過ごし方は席に着いたらすぐに現地時間に時計の針を合わせ、体内時計をコントロールするように心がけている。時差ボケは旅を台無しにする大きな要因でこれに苦しんでいる旅人は決して少なくはない。
今回は機内泊ではないものの12時間を越えるフライトなので仮眠をとる客も多いが私は意地でも寝ないようにしている。なぜなら、少しでも空の旅を味わいたいからだ。
フライト中に同じ子供が機内を歩き回っていた。私は密かに、テレビドラマ「古畑任三郎」の第36回「追いつめられて」(1999年6月8日放送)の情景が頭に過ぎった。
中部発欧州行きの飛行距離は約10000km。
後5時間50分のフライト時間で3889kmなので時速650kmと言う計算になる。
国際線にしてはかなり遅いスピートだと私は思っている。
機内は照明が落とされ、「おやすみタイム」となっている。
しかしここで寝たらアウト。時差ボケの原因となる。
ルフトハンザ航空の2回目の機内食は到着時間の1時間30分前に提供される。
1時間30分前という事は着陸態勢や到着のタキシング時間を逆算すると50分の食事時間となる。
前から順番に提供されるので、正味35分。
食べるのが遅い私にとって、慌ただしさを覚えた。
着陸に向け降下し始めた。
フランクフルト到着に向け高度が下がるにつれ眼下に緑の田園風景が眺められるようになってきた。アナウンスによるとフランクフルト周辺の天候は雨、気温は摂氏7℃との事。
到着すると、足早にイミグレーションやトランジットに向かう客が大半の中
私は最後に機内を後にした。
少しでも機内に滞在したいという欲が溢れている。
雨の為、綺麗に写真が撮れない。
もう少し高いカメラを買った方がいいかもしれない。
因みに今使用しているカメラは、1万9800円。
今回の旅はシェゲン協定加盟国の国々を旅するため、プラハまでのフライトは日本人にとっては国際線感覚だが、欧州の人達にとっては国内線感覚で利用していると言う。例を挙げるなら、欧州人がフランクフルトからプラハまで行くフライトは、日本人にとってはセントレアから那覇まで行くのと然程変わりはない。
シェンゲン協定の国々を旅する時には基本的に出入国カードを書かなくてもいいので便利なのだが、パスポートにスタンプが貯まらないので残念だ。
世界有数の空港には必ず車が飾ってある。
ここまで運んでくるのに、かなり苦労したんだろうな。
搭乗ゲート。このゲートの2つ隣のゲートには成田から到着したA380が駐機してあった。
A380はいつ見てもでかいと感じる。「威風堂々」の姿は、見るものを魅了する。
プラハまでのフライトは1時間、あっという間に着いてしまう。しかし軽食が提供される事がありがたい。このフライトは95%の搭乗率に加えA321の小型機と言う空間が重なって少し圧迫感を感じていた。
機内に入り暫くすると、真っ暗になっていた。
なんだが、夜のフライトは何処か淋しい雰囲気が漂っている。
1時間のフライトで軽食が出るのはありがたいが、このサンドイッチ美味しくない。
パンにレタスとハムを挟んで食べたほうがよっぽど健康的で美味しいし、経費削減に繋がる。
プラハの気温は16℃、この季節としては異例の暖かさだった。プラハに到着後空港から25分程の立地にあるインターナショナルホテルに向かった。今回の旅ではホテルは4つ星~5つ星クラスのホテルを利用する。このホテルは社会主義国時代に官僚や首相が宿泊していたホテルだとの事。しかしそこまで豪華絢爛には思えなかった。
旅の疲れを出さないために早めの就寝にする事にした。
ホテルと食事に特に拘った旅がいよいよ明日から本格的に始まる。
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⇒2018年4月30日に入社1年目を迎えた23歳男性が、居酒屋によく貼られてあるポスター、ピースボート世界一周クルーズに参加する事を決意し、退職。2017年8月には退職する意思を伝え日々社会人生活を送ってきた。
社会人になって思ったことは毎日が同じルーティーン。
起床から始まり朝食⇒身支度⇒出勤⇒昼食⇒勤務⇒退社⇒風呂⇒夕飯⇒寝る。
幸い筆者は通勤ラッシュの時間からズレていた為、通勤の疲労はそこまで感じていなかったが、果たしてこれが人間らしい生活なのかと疑問を感じるようになった。
そんなある日「こんな時間に地球征服するなんて」という番組でれいなさんが豪華客船に乗り込みレポートする、「豪華客船アース」に魅了・・・・
世界一パリが似合わない男の黄昏日記を読んで頂き誠にありがとうございます。
これからも宜しくお願いします。
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