前項でLA704便(ラタム航空)を利用しスペインのマドリッドからフランクフルトまでのフライトの話の途中までしていました。振り返ればペルーのリマからスペインのマドリッドまでのフライトが40分程遅れ、マドリッドでの乗継ぎ時間が35分と非常に短くダッシュでタミーナルを移動した。
この写真は非常口の窓から撮影した。今回は非常口から撮影する事が多い旅でつくづく座席に縁がない旅行となってしまった。
B787-9は初めて利用した事もあり、興奮気味だった私を更に興奮させてくれたのがライトである。
さすが最新脱、機内が静かすぎて違和感を覚えた。
従来のエンジン音は「ゴォーーーーー」なのだが、787は「Mnーーーーーーーーー」という響きで、滑るように空を飛行している。その為、映画やドラマなどの俳優の声や効果音がクリアに聞こえた。
フランクフルト国際空港に17:50に到着した。フランクフルト国際空港周辺の天候は晴れ、気温は摂氏7℃とアナウンス。
ここまでの航路はリマ==(12時間5分)==マドリッド=(2時間45分)=フランクフルトで、14時間50分のフライト。
日本まで後半分。私にとってはあっという間の時間だった。
80%を超える搭乗率のフライトだったが、足早に乗客はイミグレーションに向かっていく。日本ならもう少し降機するのに時間が掛かっていたと思う。しかし私は写真を撮っていたりしてたので、最後の方に降機した。
787らしいエンジンが際立っている。
787でリマ⇒マドリッドの長距離路線を体験したかったな。
次のフライトはフランクフルト===羽田、11:30のフライトとなる。
今回もロストバゲージを防ぐ為に、一度フランクフルトで荷物受け取るので一度入国し、再度搭乗手続きをする事にした。
ANAのチェックインカウンターは時間が早い為、ガラガラ。とてもスムーズに搭乗手続きを終える事が出来た。しかし本日のフライトは満席との事。少し窮屈なフライトとなりそうだ。
出国手続きを終え、免税店エリアを散策した。往路と同じターミナルの為、見覚えがある店が軒を並べていた。
往路の乗継ぎの時もこの辺りをウロウロして、時間を潰したな。
搭乗時間の20:45まで1時間以上あったのだが、椅子に座りゆっくりと人間観察をする事にした。
ゲートの関係上綺麗に撮影は出来なかった。非常に残念だったが、往路と違い窓側の席を確保出来たのでテンションは高くなっていた。今回もスター・ウォーズジェットの機材を利用して羽田に向かう。帰路はANAらしさを感じれる普通(青)の塗装が良かったな。
ANAの777-300ERの機種は最新の機内エンターテイメントシステムを搭載しているので、快適に目的地まで行く事ができるのだが、ずっと寝てる人や本を読んでいる人、タブレットで何か調べている人など十人十色。せっかくANAを利用するならフル活用してほしい。
おつまみと香るカボスジュース。往路と同じ組合せだ。
右上のペットボトルはANAの国際線で提供される品で、機内では飲まずに、家で飲む事にした。
復路で観た映画は下記の通りである。
「科捜研の女」
「タイタニック」
「帰れまサンデープラス」
「地味に凄い校閲ガール」
離陸から1時間40分、機内食が提供された。
私はビーフカレーをチョイスし、飲み物は往路と同様、ペプシコーラを選択。
運が良ければオーロラに出逢える飛行経路なのだが、今回は見れなかった。
小腹が空いたのギャレイに行き、映画タイタニックを観ながらバナナを頂いた。
タイタニックの映画は2015年11月に利用した中部==フランクフルト線、ルフトハンザの機内でも観た事もあり、お気に入りの機内映画の一つになっている。
離陸から4時間50分、西側の空が少しずつ明るくなってきた。
ここからは別の映画を観る予定だったのだが、
気が付いたら3時間40分程寝てしまっていた。私は飛行機で寝ない主義なのだが、流石に南米からのフライトでは寝なずにはいられなかったのだ。機内食の匂いでふと目を覚まし、窓のシェイドを上げると完全に日が昇っていた。
到着2時間20分前に機内食が提供され、私は「お粥」を選択した。
ここでワンポイントアドバイス
CAがよくAかBの2種類のメインディシュがある際に、「こちらのAコースがおすすめですよ」と教えてくれる場合があるが、あれは機内後方の席の場合、嘘をついている場合がある。機内食には限りがあるので量のバランスをとらなければならない。人気のあるメインディッシュは前方の席で沢山注文が入るのでどうしても後方の席に行くに連れて数が無くなってくる。したがって本来は人気のないメニューなのだがCAが紹介する事により客は惑わされ、人気のないメニューを選択してしまうのだ。
私は敢えて「Bコースがおすすめですよ」と言われたのだが、「Aコースをお願いします」と述べた。するとCAは一瞬びっくりし、「少々お待ちください」と一言告げ、後ろのギャレイに向かい、3~5分後に機内食が提供された。
気付けばハバロフスク上空を飛行していた。日本まで後数時間、日本に帰りたくない気持ちでいっぱいになっていた。
茨城~千葉上空を降下し始めた。
アナウンスによると「羽田空港周辺の天候は晴れ、気温は摂氏8℃」との事。ブラジルのイグアス滞在時は33℃超の気候だったので、少し気温より体感温度は肌寒く感じるだろう。
隣には当機と同じ機種であるB777-300ERが駐機してある。
ANAの尾翼がずらりと並んでいるのを見ると、日本に帰ってきたなと実感が沸いてきた。
乗継ぎ時間が短いので足早にターンテーブルに向かった。
時間の関係上写真が撮れなかったので往路に撮影した写真を掲載。
復路は場所が違うものの、バス乗り場に向かい、国内線ターミナルまでバスで移動する。
ここから15分のバスの旅(笑)となる。
使用したバスと同型のバス。
乗車率は130%程の満席だったのだが、私は最初の方に並んでいたので椅子に座る事ができた。
保安検査場を後にし、57番ゲートへと向かう。
保安検査場でリュックを機械に通したのだが、係員がリュックの中身を見せてくれと近寄ってきた。
リュックの中を開けるとANAで頂いた未開封のペットボトルが入っていたのだ。
痛恨のミス…、係員は「未開封だね笑」と言って、検査機を通さずに私に渡してくれた。
NH85の搭乗ゲート。羽田==中部のフライトだ。1時間5分の短距離路線の為あっという間に中部国際空港に到着する。
搭乗率は98%超、やはりこの路線は羽田の国際線利用客の便宜を図る事を目的にしているので、乗客の大半が国際線利用客だった。
搭乗ゲートから見た、搭乗機。
私の席は真ん中の席、「はーあ」ゲートと座席にとことん縁がない旅行が最後まで続いてしまった。
羽田空港のサンセット。奥にB777-300とB777-200が駐機しているのだが、私が利用するB737-800と比較すると象と蟻の違いである。
ANAオリジナル 蟹と蓮根のすり流し風スープを500円でオーダーした。
飛行時間が短いので少し慌ただしかったが、レンコンの香りが爽やかで、カニの風味も最高だったので満足した。
中部国際空港に到着した。
アナウンスによると「中部国際空港の天候は晴れ、気温は摂氏6℃」との事で、少し肌寒い気温。しかし時期は3月中旬、この気温は平均なので驚くような気温ではないのだが、真夏の国から帰国しているだけあって肌寒く感じた。
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⇒2018年4月30日に入社1年目を迎えた23歳男性が、居酒屋によく貼られてあるポスター、ピースボート世界一周クルーズに参加する事を決意し、退職。2017年8月には退職する意思を伝え日々社会人生活を送ってきた。
社会人になって思ったことは毎日が同じルーティーン。
起床から始まり朝食⇒身支度⇒出勤⇒昼食⇒勤務⇒退社⇒風呂⇒夕飯⇒寝る。
幸い筆者は通勤ラッシュの時間からズレていた為、通勤の疲労はそこまで感じていなかったが、果たしてこれが人間らしい生活なのかと疑問を感じるようになった。
そんなある日「こんな時間に地球征服するなんて」という番組でれいなさんが豪華客船に乗り込みレポートする、「豪華客船アース」に魅了・・・・
世界一パリが似合わない男の黄昏日記を読んで頂き誠にありがとうございます。
これからも宜しくお願いします。
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