※2020年1月19日の情報を元に執筆しております。当時はSFC修行のみの予定でしたが急遽変更しANADIA修行へ。
帰国後はコロナによる緊急事態宣言により混乱した航空旅行となりましたが、2020年9月9日に無事ANAダイヤモンド会員になる事ができました。
しかしそんな事になるとは思ってもいなかった筆者の旅をご覧くださいませ。
2020年1月19日、SFC修行をする為に中部国際空港へ向かった.
ちょうどこの頃、中国や東南アジアで未知のウイルス(現在の新型コロナウイルス:COVID-19)による感染者がニュースで耳にするようになった。横浜でダイヤモンド・プリンセスクルーズ船内で集団感染になった事で日本でもウイルスの猛威を実感し始めたのが2月ですので、コロナが世界に広がる一歩手前の海外旅行となる。
中部国際空港に向かいシンガポール航空のカウンターがオープンする8時までは、カードラウンジの「プレミアムラウンジセントレア」で滞在する事にした。ブログを執筆しているのが2021年8月17日で、SFC修行解脱後はこのラウンジを利用していないので懐かしく感じる。しかしこのラウンジは、制限エリア内にある国内線エアラインラウンジよりも座席やスナックが充実しているので、タイミングが合えば利用したい。
オープンする8時まで、コーラと柿の種を頂きクアラルンプール到着後の移動をGrabにするかタクシーにするか、最終決定をし結局Grabにすることにした。
日程:2020年1月19日~29日
中部国際空港=クアラルンプール=シンガポール
クアラルンプール=成田/羽田=那覇
那覇=羽田=クアラルンプール
クアラルンプール=成田/羽田=石垣
石垣=羽田=クアラルンプール
クアラルンプール=シンガポール=中部
金色:シンガポール航空
青色:ANA
チェックインをする前に今回の行程を紹介します。
1月19日はシンガポール航空にてシンガポール経由でマレーシアのクアラルンプールに行くのですが、それはあくまでも序章に過ぎない。
ANA海外発券でプレミアムエコノミークラスを発券し、マイルにてアップグレードからのビジネスクラスを利用しながら優雅に上級会員になるSFC修行をする。10泊11日のやや長い海外旅行となりますが一気にプレミアムポイントを貯める事ができる事は勿論、海外旅行も楽しめるので一石二鳥である。
【資料1】
しかし一つだけ失敗した事がある。
一般的な海外旅行でシンガポール航空の公式サイトにて航空券を発券する場合、「エコノミーLITE」とういう一番安価な航空券を発券すればいいのですが、ANAでSFC修行をする場合「予約クラス」というのを意識する必要がある。
シンガポール航空を例にあげて説明します。
私が利用するのはエコノミークラスなんですが、【資料1】のように運賃が3種類あるかと思います。
先程紹介した「エコノミーLITE」「エコノミーSTANDARD」「エコノミーFLEXI」がエコノミークラスの予約クラスとなります。
SFC修行ではPP、プレミアムポイントを50,000PP貯める事でANAプラチナ会員になる事ができ解脱となるのですが、50,000PPのうち半分の25,000PPはANA以外の航空会社(スターアライアンスメンバー)を利用してもよいという条件がある。
詳しい事はこの記事は航空旅行の回ですので詳しくは紹介しないのですが、シンガポール航空を含めたスターアライアンスメンバー便ですとプレミアムポイント(PP)があんまり貯まらない。
シンガポール航空で中部国際空港からクアラルンプールに向かった場合の獲得ポイントは2,330PPしか付与されないのに対し、 ANAでクアラルンプールに向かった場合は5,407PPも付与される。
ANA、いわゆる自社便を利用すると国内線では2倍、国際線では1.5倍加算されるので外資系だと予約クラスが100%加算であっても、恩恵は少なくるなる。
正直クアラルンプールまでビジネスクラス航空券を発券するべきか迷っていた。
ビジネスクラス運賃は170,000円で加算率は125%だったので。エコノミークラスと6万円しか変わらなかった。「エコノミーLITE」の79,260円でしたらビジネスクラスとの差額が10万円くらいになるので選択肢に入りませんが、6万だったらいいですよね。
座席選択画面をみてもガラガラだったのでエコノミーにしたのですが、10日前くらいに9割埋まったので絶望でしたね。
チェックインカウンターに向かいクアラルンプールまでの航空券を発券。
2020年3月にプラチナ会員、9月にダイヤモンド会員になったので余程の事がない限りエコノミークラスのレーンに並ぶことは今後ありません。余程というのはANAが倒産したり、私自身が違反をして上級会員のステータスを剥奪されるレベルの話ですよ。
チェックインを済ませ、制限エリア内へ。
今では入国審査を済ませ制限エリアに入ると搭乗ゲートまで行き搭乗機とゲートを撮影後に、中部国際空港ではスターアライアンスラウンジで寛ぐのですが、2020年はプライオリティパスすらない旅人だったのでゲート近くの椅子で搭乗時間を待っているしか選択肢はなかった。
しかしそんな時間も私は好きで何時間も前から空港に到着し、ゲートから航空機の離発着を見ながら過ごしていた。
中部国際空港からシンガポールまではシンガポール航空のB787-10が投入されている。
私が最後に利用したのがB777-200ERで、2009年にシンガポール経由でオーストラリアのブリスベンに向かう予定でしたが、新型インフルエンザの流行により渡航が不可になった事で導入したてのA330-300を利用する事が出来なかった思い出がある。
2021年現在においてA330-300に当たると外れ的存在になっているので、5時間以上のフライトでは利用したくないですね。
2020年1月19日にSQ671便(シンガポール航空)を利用した際はエコノミークラスでしたが、1月29日に帰国後暫くしてコロナによる入国制限により北京経由で中国国際航空を利用してニュージーランドのオークランドに訪れる事が出来なくなってしまった。そこで本来は2020年2月に行う予定だった続きのSFC修行が1ヶ月遅れて、新たな候補地のオーストラリアはメルボルンに訪れる事となった。利用したのはシンガポール航空のビジネスクラス。中部=シンガポール=メルボルン線で、今回紹介するのは同じ区間である、中部=シンガポール。
是非ご覧ください!
エコノミークラスなのでグループ3的位置づけで機内へ搭乗する。
まずは身体に不自由がある方や、お手伝いが必要になる方の事前サービスがあり、その次にPPSクラブやビジネスクラス、スターアライアンスゴールドメンバーが機内へ搭乗し、エコノミークラスという流れになる。
671便はファーストクラスやスイートクラスの設定がないので、成田や羽田と比べると1~2クラス分、少ないランク分けとなる。
エコノミークラスでも後方・中央・前方と区分けがされており、私は最後尾付近の席を予約していたのでエコノミークラスでは最初の方に搭乗する事ができました。
中部国際空港を「36」⇒「18」に離陸後大きく180度旋回し南西へと舵をとる。
離陸後四日市⇒津市⇒尾鷲付近を飛行した後、吉野熊野国立公園付近を通り四国沖を飛行する。
沖縄の那覇付近までは国内線で那覇まで行くルートと殆ど変わらないルートで飛行し、そこからフィリピン付近まで南下する。
離陸後30分程するとドリンクサービスがスタートする。
後方座席だったので実際にテーブルの上に並んだのは1時間くらい経った後であった。
国際線機内では必ずコーラを選択し、シンガポール航空のおつまみPEASCRACKERSを頂いた。
因みにビジネスクラスではコーラではなく基本的にジンジャーエールを選択するようにしている。
エコノミークラスでは基本的にどの航空会社もジンジャーエールをおいていない場合が多いので、ビジネスクラスを利用してからエコノミークラスを利用すると、忘れて「ジンジャーエールをお願いします」といってしまうので注意が必要。
実はNH816便(クアラルンプール⇒成田線)のプレミアムクラスエコノミーを利用した際に、お手洗いで順番待ちをしていたら客室乗務員さんから、「お戻りになられましたら、何かお飲み物と軽食をお持ちしましょうか?」と声をかけてもらったのでつい、ジンジャエールをお願いしますと言ってしまった。
ANAのビジネスクラス以下を利用したのは4年ぶりだったので、エコノミークラスにジンジャーエールがない事を知らなかった。
まあ、事前にインターネットにてメニューを見ておけばよかったのだが。
軽食を頂き機内食が提供されるまである程度時間に余裕がある事を知っていたのでお手洗いに向かった。
機内食が提供されてからは、窓際席ですしお客様に迷惑がかかるので機内食が提供される少し前に利用する事をお勧めします。
あまりギリギリですと客室乗務員が機内食を運ぶ為のカートを持って各座席に機内食を配っているので、一度ギャレーまで下がりカートを避けてもらう必要があるので、機内食を提供する時間が長くなってしまう。
生理現象なので仕方がありませんが、可能なかぎり早めにいきましょう。
トイレを利用している人がいたので機内の写真をパチリ。搭乗率すごいですね。
因みに復路の1月29日のエコノミークラスの搭乗率は10%未満でしたので、凄い落差。
1年半前のフライトの記事を書いていますので機内食の名前とか忘れているのですが、基本的に機内食のメニューは保存してあるので、しっかりと紹介する事ができます。(笑)
だが、復路のシンガポール⇒中部国際空港の朝食だけはデーターを消してしまったのか見当たりませんでした。
すみません。
2020年1月中部国際空港発の機内食は「鰆(さわら)雲丹焼きと海老塩炒め<茶飯と季節の野菜添え>」か、「グリルチキンのトマトチーズソース<野菜とバター風味ポテト添え>」の2択。
私は後者のグリルチキンのトマトチーズソース<野菜とバター風味ポテト添え>を頂きました。
後方座席だったので心配していましたが、無事・・・ゲットできました。
・・・と表記したのは「鰆(さわら)雲丹焼きと海老塩炒め」がオススメですよと客室乗務員から教えてもらったのですが、「グリルチキン」をお願いしますって言ったら困った表情をされた。
その理由は恐らく・・・
客室乗務員がオススメする機内食は基本的に人気のない商品を勧める事が多い。
特に後方座席の場合前方座席で人気のメニューが一気に売れてしまうので、後方座席の方には可能な限り人気のない商品を勧めないと在庫が0になってしまう。
私はそれを知っていたし、1ヶ月以上前から食べたいと思って狙っていたので譲れなかった。(笑)
機内食を頂き残り時間は3時間くらいとなった。
まあエコノミークラスなので映画を観るしか時間の潰し方がありません。
後方ギャレーにバナナとかりんごがあったのですが、お腹がいっぱいでしたし制限エリア内で購入したソフトドリンクを飲んで時間を潰しました。
因みに日本映画の「きみと、波にのれたら」を観ましたよ。
シンガポールに到着したのは16時10分、気温は摂氏31℃とのアナウンス。
31℃とアナウンスがあると乗客がうわーーって叫んでいる人が何名もいました。
不思議な事に「thirty-one degrees」とアナウンスがあっても声は聞こえてこなったのに、「シンガポールの気温はさんじゅういちどです」と日本語で伝えられると反応する。
笑えてしまいました。
次は2時間程のトランジットをした後、クアラルンプールへ向かいますよ!
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