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第98回2018年5月出航!ピースボート世界一周クルーズ パナマ運河旅行記
- 2019/8/2
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中南米地域を航行しているオーシャンドリーム号。ここから先に訪れる中南米の地には様々な動物が生息していたり、大自然が広がっています。パナマやコスタリカ、またガラパゴス諸島へオーバーランドツアーを利用して足を伸ばす方も船内には多く見受けられました。これらの地には多種多様な自然が沢山あり多種多様な動物もいます。
ガラパゴス諸島にはここにしか生息していない固有種と呼ばれる動物が数多く生息しています。巨大な「ガラパゴスゾウガメ」、好奇心旺盛な「ガラパゴスアシカ」、島によて異なった特徴を持つ小型の「ウミイグアナ」、サボテンを主食にしている大型の「ガラパゴス・リクイグアナ」、足の色が青いことから名づけられた「ガラパゴスアオアシカツオドリ」や世界一大きいと言われている「ガラパゴスアメリカグンカンドリ」などです。
また、コスタリカにも多くの動物がいます。ニホンザルより少し小柄の「ノドジロオマキザル」、森の中に住んでいてなかなか姿を現さない「セアカリスザル」、羽が一部透けている「ガラスウイング・バタグライ」、羽の表側は綺麗な紫色だが、裏側は虹の顔を模している大型の「モルフォ蝶」、たぬきに似た「ハナジロハナグマ」、世界一美しい幻の鳥で、グアテマラの通貨の名前にもなっている「ケツァール」や数多くの水鳥がいます。
これらの中には希少動物に分類されるものも多くありますが、これらの動物や鳥たちが生息するうえで欠かせないのが自然環境です。ユネスコが自然遺産として認定している場所も多くありますがそれ以外の場所でも自然環境と共存している場所は多くあります。
一例をあげると、私達が訪れるコスタリカ。この国では「エコツーリズム」といって自然を可能な限り破壊せずに宿泊・観光施設など環境への影響を最小限に抑える環境形態を取り入れている。
2018年7月24日、オーシャンドリーム号は早朝4時にパナマのクルストバル港から出航する。
遡る事1ヶ月前に訪れたスエズ運河の際も早朝出航だったので、麻雀をしながら朝を迎えたのだが、案の定睡魔に襲われてしまったので、パナマ運河ではその教訓を活かし、前日は24時までにベットに横になって万全の態勢でパナマ運河の通航を見守る事にした。
早朝4時20分頃だろうか、船のエンジン音で目が覚めた。軽く身支度をして、8Fから甲板を眺める事ができるエリアに向かった。
雨がシトシトふっていたが、多くの乗客がひしめき合っていた。
第三パナマ運河橋
パナマ運河の入口であるコロン港を出発して頭上に見えるのが、第三パナマ運河橋である。
これから通行するパナマ運河の行程をざっくり説明しておこう。パナマ運河の通路は以下のようになっており、80kmの区間に上り下りにそれぞれ3段階の閘門、待ち時間を含め約24時間の所要時間をかけて通過させる。
最初の閘門であるガツン閘門が見えてきました。
甲板では船員が雨に濡れながら旗を掲げたり、ロープの準備をしたり慌ただしくしていた。
パナマ運河を通過できる船の最大のサイズはパナマックスサイズと呼ばれている。閘門のサイズにより、通過する船舶のサイズは、全長:294.1メートル、全幅:32.3メートル、喫水:12メートル、最大高:57.91メートル以下に制限されていたが、2016年6月26日の拡張工事完成後は、それぞれ最大全長:366メートル、全幅:49メートル、喫水:15.2メートルまでの航行が可能となり、通過可能船舶の範囲が大幅に拡大した。
いよいよガトゥン門の通過です。
電気機関車は船の前方の左右にあり、双方の機関車は息を合わせて船をロープで牽引する。
巨大なタンカーに圧倒されました。
パナマ運河は待ち時間を含めて約24時間掛けてジャングルの中を通航するが、晴天とスコールが繰り返す天候となった。写真撮影をする上で雨は残念だが、南米らしい風景が楽しめるので、私にとっては好都合であった。
午後にはガトゥン湖に到着し暫く順番待ちの為、一時的に停滞する。
パナマ運河にはパン・アメリカンハイウェイが通っており、センテニアル橋が船上から眺める事ができる。パナマ運河のハイライトの一つとなっているので、乗客の多くは片手にカメラを抱え、撮影に挑んでいた。
ペトロ・ミゲル閘門を通過しました。
ミラフローレス閘門を通過すると、バルボア港に到着し、久しぶりの太平洋が顔をだした。
パナマ運河の通行料金
第98回ピースボート世界一周クルーズ
推定されるオーシャンドリーム号の通航料金を計算してみました。
35,265トン×1.39$=49,018.35$
⇒539万2018円
539万2018円の通航料金は高いですね。
第98回ピースボートクルーズの記事を紹介するよ!
※2018年5月出航の内容となっております。
2023年現在使用されている客船は「パシフィック・ワールド号」ですので、記事内で紹介されている「オーシャンドリーム号」とは違います。
ご注意をお願い致します。
ピースボート世界一周クルーズ1日目
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