初夏を迎えた北欧は、ピースボート98回クルーズの目玉航路となっている。
しかし寄港日は日曜日とあって店が閉まっていると思ったが、そんな心配をよそに、街は賑わっていた・・・・
6/24(日)11:00にヘルシンキ港ウェストハーバー・ヘルネサーリ、ヘンリーフォーディンカトゥLHB埠頭着岸し、下船可能のアナウンスまで後方デッキで待機していた。気温は17度天候は曇りで、夕方頃から雨が降る予定となっている。
今回は女性2人と1人の計3人でヘルシンキを観光する。
実はヘルシンキの寄港日は24日と25日の2日間で帰船リミットは25日の11時となっている。その為私達はヘルシンキ中央駅の近くのホテルに泊まることにした。
港から観光の拠点となるヘルシンキ中央駅近くにあるカンピ駅に向かうのに利用するのが「カンピ駅」行のこのバス。
バス停にはピースボートの客でごっか返しになっていた。
バスの中でバスと路面電車の1日乗車券(9EUR)を購入する予定だったが、あまりにも多くの客が1日乗車券の購入をしたので、運転手がキレてしまい、「早く乗れ」と無賃乗車を促した。
と言うのも、ヘルシンキ中央駅やカンピ駅で購入出来るのでそこで、購入をしろという意味だ。
後で1日乗車券を買えば今回無賃で乗っても表面上は問題はないのだが、日本の文化では考えられない事態だ。逆にイタリアやハンガリーは非常に厳しく、無賃で乗車しているのを警察に発券されたら高額な罰金を支払う事になるので、国の文化を事前に調べた上で旅をすると、面倒な事に巻き込まれるのを未然に防ぐ事に繋がります。
とは言え、旅にはトラブルが付き物で私自身も久しぶりにトラブルに巻き込まれてしまった。紹介は後に・・・・
カンピ駅に到着後、近くにあったマクドナルドで軽食をとった。
Mサイズで2.8EUR、少し高い気もするが、味は日本と変わらない。
Wi-Fiがあったので、1時間程腰を下ろしていた。
食べた後は、目の前にあるカンピ駅に向かった。意外に広い。
発券機を見つけるのに一苦労しましたが、カンピ駅にて無事一日乗車券を購入する事が出来ました。
残念ながらフィンランドは本当にJCBが使えない。他の寄港地ではさほど問題なく使えたのにな。
海外で利用するとクレ活には都合が良く、プラチナカードへの道が少し開けるんだよな。
1日乗車券を購入した後に、1号線のトラム(路面電車)に乗る為に駅を探した。
トラムに乗る際に注意してもらい事があり、同じホームでも様々な行き先の列車が行き交うので乗り間違いに注意が必要だ。
このトラムで向かうのはヘルシンキで最も有名な遊園地、「リンナンマキ遊園地」に向かう。
ここから約15分の距離に位置している遊園地で、ヘルシンキ中央駅とビルの間か観覧車を拝む事ができる。距離にして2.6kmぐらいだろう。
リンナンマキ遊園地に到着し、何に乗るか相談した。
この遊園地の入園料は設定されてなく、乗り放題にするのか、単品で購入するのか2択が設けられている。
乗り放題の料金は50EURで、単品は8EURとなっている。
乗り放題もいいけど、市内観光もしたいので私達は3つの乗り物に乗って市内に戻る計画を立てた。
「観覧車・木製ジェットコースター・ジェットコースター」の3つで24EURを支払いチケットをもらいました。
リンナンマキ遊園地は狭いようで広い、まず最初に観覧車に乗る事にした。
この観覧車、直径30m程の小さな観覧車なのだが、スピードが速い。最初の1周目は軽く恐怖を覚えるぐらいだった。
観覧車からの眺め。
観覧車は3周回るスタイル。まるで東南アジアにあるブリキの遊園地にある観覧車に似てる。
ブリキの遊園地にある観覧車もスピードが早く、機械にどこか頼りなさが湧いてくる。
いや、見ただけでも頼りなさが、見受けられる。そのブリキの遊園地は違った怖さがこの観覧車にはあった。
観覧車=ロマンチックにはならないんだと改めて感じました。
観覧車から見えた木製のジェットコースターに乗りました。
リンナンマキ遊園地に現存するアトラクションのなかで一番歴史が長いのが、「山脈道」の名を持つ木造のジェットコースター、ヴオリストラタ(Vuoristorata)である。実はこのコースターが建設されたのはなんと1951年の事で、日本でいう浅草花やしきのコースターのように今も愛され続けているレトロな名物コースターです。
全長960メートルのコースを約2分15秒で走行し、降下時の最高速度は時速60キロと速くないので、絶叫系が苦手な女性やお子さんからも長く愛されているコースターである。スピードが速くないので頂部からヘルシンキ市内の眺望を楽しむ余裕がある。
デンマークのチボリ公園でもそうだったが、車両の最後尾で颯爽と立ち乗りしているスタッフさんがいる風景もコースターの名物なので、要チェックですよ。
写真を見て気づいたのだが、コースターに乗るっていうのに帽子はあかんでしょ。
コースターが頂部から落ちる際、隣にいる女性の帽子が飛ばされてしまったのだ。一番お気に入りの帽子でショックを受けていたが、コースター最後尾で立ち乗りをしているスタッフさんが帽子を握り締めていた。
よって無事に帽子が手元に戻ってきました。
木製コースターを降りてからもう一つコースターに乗り、トラム1号線でヘルシンキ市内に戻ってきました。
遊園地滞在時間は2時間程、初夏のヘルシンキの夜は長い。
ヘルシンキは電線が多い。
路面電車の線路がクモの巣状に張り巡らされているから仕方ないけど、空が遠い。
気温は15℃と少し下がってきたが、ブラブラと街歩きをするとしよう。
NHKの「世界ふれあい街歩き」♪の曲が流れてきそうな景色だな。
フィンランド発祥のブランドといえばmarimekko、女性に人気のブランドである。
比較的価格もお手頃で8,000円~30,000円という価格設定なので、手が出しやすい。
日本で販売した結果
金額:10,000円(送料:着払い)
仕入値が70EURでTAXの返金が9.5EURなので実質61.5EUR。
日本円で8,100円なので、経費を引いた利益は1300円程。
因みに新品の状態で3社に見積もってもらったら驚きの結果となった。
ブランド鑑定局:500円
買取王国:1500円
ハードオフ:400円
ふざけた買取結果である。
業者に聞いた所、マリメッコは大手通販会社(楽天やアマゾン)などがLot買いをし販売をしている為転売商品としては向かないと教えてくれた。
話をヘルシンキ滞在時に戻すとしよう。
スポーツバーでサッカーを観戦しながらコーラ(3.95EUR)とサンドイッチ(15.95EUR)を食べた。
私は全くスポーツに興味がないのでどの試合を見たのか覚えてないが、相方2名は興奮が隠しきれていなかった。
北欧はそれにしても物価が高い、これから訪れるノルウェーやデンマークなどは特に物価の高さを認識する事ができた。
試合も一段落したので、ヘルシンキ観光に出掛ける事にした。
スポーツバーから一本道を歩くこと15分ウスペンスキー大聖堂(生神女就寝大聖堂)に到着した。目印としてカウッパトリの市場からすぐ近くの小高い丘の上にあるので、すぐに分かると思います。
ヘルシンキ観光はヘルシンキ中央駅を拠点に半径2.5km圏内に集中しており、ガイドブックでみるような有名なスポットは1km圏内に集中しているので徒歩観光でも日帰りで楽しむことができる町である。
ウスペンスキー大聖堂は西ヨーロッパでは最大規模のようで、西ヨーロッパでは正教会自体が根付いてないようである
正式名となっている「生神女就寝大聖堂」なのですが、馴染みのない日本語なのでピンとこないかもしれませんが、
俗に言う、聖母マリアの永眠を記憶しておく所のようです。
日本語をロシア語で表すとウスペンスキー大聖堂になるのだ。
カトリック教会とは全く異なる絶妙な外観を拝見すると、レンガの赤茶色に包まれた壁面、薄緑色をしたドーム状の屋根、
金色に輝く尖塔部分があり、とても印象深いものを感じとれます。
ウスペンスキー大聖堂から西へ歩く事5分、ヘルシンキのシンボル的存在とも言えるヘルシンキ大聖堂に到着した。
ヘルシンキ大聖堂は1917年のフィンランドの独立までは「聖ニコラウス教会」と呼ばれており、歴史的な背景として1830年から1852年にかけてネオ・クラシック様式に改築された。建築者のカール・エンゲルによって独自にデザインされ、彼の後継者であるエルンスト・ロールマンによって継承され、現在の姿に至っている。
100年以上経った現在では最も有名なヘルシンキの観光名所と世界中の観光客に注目され、毎年350,000人を越える人々が教会を訪れており、その中には宗教儀式に参加する人もいる。また教会は通常、信仰の奉仕と結婚式のような特別なイベントに使用されているそうだ。大聖堂の屋根には12使の真鍮の彫刻があり、これは世界最大の真鍮彫刻の一様のコレクションとされているらしい。
ヘルシンキ大聖堂を訪れた時刻は21:30、この写真を見て夜だと思う人は殆どいないだろう。
しかしここは初夏の北欧、この光景が普通なのだ。
Wi-Fi難民の私達はヘルシンキ観光を終了後、一度先程食事をしたスポーツバーの2階で、ネットに接続して腰を下ろしていた。
深夜12時を過ぎたのでホテル探しをする事に。北欧とは言えまだ6月なので、流石に暗くなっていた。
1907年に創業したARTHUR HOTELに宿泊。
3件のホテルにウォークイン(予約もせず飛び込み)した結果、部屋は空いているものの一人あたりの費用7000円超だったので、断念。諦めかけたその時、4件目にして当たりがきました。
1室124EURだよと、優しい風貌の受付にいた男性が料金を掲示した。
124€と言う事は一人あたり42EUR、約5600円である。
3人は一致団結で泊まる事に決まった。
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⇒2018年4月30日に入社1年目を迎えた23歳男性が、居酒屋によく貼られてあるポスター、ピースボート世界一周クルーズに参加する事を決意し、退職。2017年8月には退職する意思を伝え日々社会人生活を送ってきた。
社会人になって思ったことは毎日が同じルーティーン。
起床から始まり朝食⇒身支度⇒出勤⇒昼食⇒勤務⇒退社⇒風呂⇒夕飯⇒寝る。
幸い筆者は通勤ラッシュの時間からズレていた為、通勤の疲労はそこまで感じていなかったが、果たしてこれが人間らしい生活なのかと疑問を感じるようになった。
そんなある日「こんな時間に地球征服するなんて」という番組でれいなさんが豪華客船に乗り込みレポートする、「豪華客船アース」に魅了・・・・
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