サントリーニ島の見所
ギリシャ本土より南東へ200km、火山活動によって形成された不思議な三日月型の島、サントリーニ島。真っ青なエーゲ海に赤茶けた断崖絶壁、その上に真っ白な家々が連なる様子は、圧倒的な景観を誇っています。遺跡やビーチ、ワイナリーなども楽しめる世界有数のリゾート地です。
テンダーボートにて港まで向かう。
自由行動の方は一度8Fにあるスターライトに集合しテンダーボートの整理券(番号)をもらい自分の番号が呼ばれるまで椅子に座って待機する。テンダーボートは80~200名ほどの乗客を1度に乗せる事ができ、私が乗船したボートは150名ほど乗船できるボートであった。
3階舷門から下船したのは初めてだったので、すごく興奮した。
こんなアングルから船を眺める事が出来るなんて。気温は23度を超えており初夏にしては少し暑いなと感じたが、日本の暑さと違いベタベタせず、カラッとした暑さだったので、ボートが進むと、海風が心地良く感じた。乗客の搭乗率は75%ぐらいだったのでゆとりのある舟旅となった。笑
フィラの街まで約600段ある階段。スリランカを出航してから13日間の洋上生活だったので運動不足による体力低下が懸されたのだが、久しぶりの地上歩行ともあり、運動不足を感じさせないペースで歩く事ができた。周りを歩いている人は今となっては顔なじみの人が多いが、当時はまだ知らない方も大勢いたので写真を見返すと殆どの方を認識する事が出来るほど顔なじみとなった方ばかりである。
フィラの街までは徒歩、ロバ、ケーブルカーの3択で行く事ができ、ロバとケーブルカーは6ユーロで利用する事ができる。
徒歩で行った私は少し後悔した部分もあった。実際に行ってみて知ったのだが、フィラの街までの階段はロバの糞で埋め尽くされており、避けながら歩くのに苦戦した。これもいい思い出となったが今度行く際はロバに乗って上まで行きたいと思う。しかしロバも一筋縄にはいかず、なかなか思い通りに進む事ができず立ち止まったり早く歩いたり、若い女性などはそのたんびに「キャーキャー」叫んでいた。
フィラの街を散策。
真っ白な家が印象的なサントリーニ。
実は最近日本でも「日本のサントリーニ島」として注目を浴びている、広島県生口島の『未来心の丘』があるのをご存知だろうか?
紹介をする前に個人的な意見を述べさせて頂くと、Googleの画像検索して衝撃を受けました。
何を言ってるんだ、これがサントリーニ島?
100歩譲ってもサントリーニの「サ」にも値しない。
日本人はどうしても「日本の○○○」に当てはめたいようだ。
竹田城とかもね。
でも折角なので「未来心の丘」について話していきたいと思います。
エーゲ海のサントリーニ島を思わせる白い庭園が話題となっている未来心の丘、瀬戸内海に浮かぶ小島の一つ、生口島にある『未来心の丘』は大理石で作られた庭園は、直接肌で触れる事ができる大理石の肌触りに思わず感動する女子も多い。
入館料は一般で1200円と少し腑に落ちない点もあるが、「日本の○○○」コレクターにはもってこいのスポットではないでしょうか?しかし、本場を見てしまうと余りにも未来心の丘は欠落した所に見えてしまい、がっかりしてしまう事も懸念されるので注意喚起をこの場を借りてしておきます。
入館料:一般1,200円
高校生700円
子供無料
「未来心の丘」は世界を舞台に活躍している彫刻家、杭谷一東(くえたにいっとう)氏が製作したらしく、使用されている約3,000トンの大理石のすべてはアトリエがあるイタリア・カッラーラで採掘され、コンテナ船で運んできたものだそうだ。
イタリアから大理石を運搬してまで、なぜここに作ったのか?
イタリアの素材でできた丘をギリシャの○○?
腑に落ちないな—。
フィラの街を散策した。
途中何件かのアイス屋、雑貨屋などを見ながら、ゆったりと街歩き。
頭の中で「世界ふれあい街歩き」のテーマ曲が流れていた。
散策後バス停に行きイアの街に行く事にしました。早くイアに向かい、帰船リミットまではフィラの街をゆったりと散策する余裕のある行程を組みました。
1.8ユーロでイアの街まで向かうバス。
列に並んでいたら次のバスが来るから一つ待つようにと言われ20分程待ちました。
料金は車内で支払うシステムで、座席に座っていると係りの人が回収しにきた。私は以前欧州を訪れた際に余っていたユーロコインがあったのでぴったしの金額を払う事が出来たが、メンバーはお釣りを貰っていた。初めての欧州という事でユーロコインを見て感動をしていた。
しかし割り込み乗車が酷い。
ヽ(`Д´)ノイアイライラヽ(`Д´)ノ
日本にはあまりいない無神経な人間は、どのように育てれば生まれるんだろう?
この横抜かしをする子供を育てた世界遺産級の親の顔を見てみたい。
愚痴はさておき、私はバス席の選択ミスをしてしまったのだ。
フィラの街からイアの街までバスで行く場合、進行方向に向かって右側に座るのがおすすめ。
絶景を見渡すことができる。一方進行方向向かって左側の席は山肌にある岩が近くに見る事ができるので、トレッキング好きの人は興奮するかもしれませんね。
私は左側に座ってしまったので「岩」を堪能する事ができました。
ここ何気なく撮影したスポットなのだが、女性ではあるが同じピースボートメンバーのインスタに数多く投稿されていた。
私が映った写真を載せても映えないので、ご縁料しましたが・・・・。
白と青の世界が広がっているイアの街。
「イアの古城」というスポットでサンセットや夜景を楽しめるスポットとして知られている。
また、残念ながら訪れる事は出来なかったが、イアのブルードーム。ガイドブックに必ずと言っていい程載っているイアのブルードームは白と青のコントラストが絶妙のバランスが楽しめるスポットなのです。
ブルードームはガイドブックやパンフレットなどで一度は目にした事があるのではないでしょうか?カレンダーにもよく使われていますよ。
イアの古城から歩いて7分程の所にある、レストランに入りラムの肉を17ユーロ、フレッシュジュースを5.5ユーロで注文。
このラムの肉は胡椒は強めだったのだが、最高に柔らかくおかわりしたい程ジューシーだった。ただ、付け合せの野菜が何とも言えない味付けで薄く、ラム肉と一緒に食べて丁度良い味加減となった。
写真左側にあるファンタは250mlで1.5ユーロとお値打ちだと思って注文したのだが、帰りのバス停で80セントで売られていた。約半分の値段で購入できたんだと、軽く苦笑した。
イアの街からフィラの街に戻った後は、日本でもお馴染みのドクターフィッシュを体験する事にした。バス停からは歩いて10分くらいの所にあり、バス停からの一本道を中心街に向かって進んでいくと2手に分かれるのだが、右側の道に進んでいくと少し坂を下った所にある。
料金は10分で10ユーロ、日本ではもう少し安く出来そうな感覚であるがここは観光地、観光地向けの値段になるのは避けて通れない。実は10年ぶりのドクターフィッシュだったのですごく最初はこしょばゆかったが、数分で慣れて無料のWi-Fiモードになっていた。
別角度から見たフィラの街。
細長い路地を歩いていたらこんな絶景に出会えた。写真を撮っていると水先案内人パートナーで一緒だったYさんとすれ違った。話によればイアの街から歩いてきたという。どうやらイアの街までこの道は続いており、歩くと3~4時間程掛かるという。私は往路と同じ1.8ユーロで45分かけイアからフィラまで戻ってきたのだが、歩いて帰るのもそれはそれで充実感がある滞在となりそうだ。
一般的な旅行では味わえない達成感が味わえただろうな。
帰りはケーブルカーで港まで向かった。
「地球の歩き方」2017では5€の料金だと書いてあったが、実際は6€に変更されていた。この後の寄港地もそうだったが1€程の値上げが至るところでされていた。ケーブルカーの料金所で人を待たせないようにとピッタシのお金を用意したのにお金が足らないという恥ずかしい経験を何度かした。
テンダーボートに乗って船に戻るのだが、時間になっても中々進む気配がない。どうやら私達が乗り込んだボートは最終便で、人数が揃うまで出発しないようだ。もうかれこれ20分以上たっただろうか、ようやくエンジンがかかりボートは船へと前進していった。
普段は閉まっている7F前方デッキが解放されフィラの街が一望できた。
「フィラの街に沈む美しいサンセットをご覧下さい」と狭間さんからアナウンス。海に沈む夕日を拝めるのだと多くの人が勘違いしていたが、実はフィラの街が沈む夕日に照らされる様子をご覧下さいという意味だったらしい。
ここから134マイル離れたピレウスに向かう。ピレウス港を20時に出航し、翌日6月6日6時に入港する。
約220km、このクルーズでは最も短い区間である。エーゲ海に沈む夕日、美しすぎる。
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⇒2018年4月30日に入社1年目を迎えた23歳男性が、居酒屋によく貼られてあるポスター、ピースボート世界一周クルーズに参加する事を決意し、退職。2017年8月には退職する意思を伝え日々社会人生活を送ってきた。
社会人になって思ったことは毎日が同じルーティーン。
起床から始まり朝食⇒身支度⇒出勤⇒昼食⇒勤務⇒退社⇒風呂⇒夕飯⇒寝る。
幸い筆者は通勤ラッシュの時間からズレていた為、通勤の疲労はそこまで感じていなかったが、果たしてこれが人間らしい生活なのかと疑問を感じるようになった。
そんなある日「こんな時間に地球征服するなんて」という番組でれいなさんが豪華客船に乗り込みレポートする、「豪華客船アース」に魅了・・・・
世界一パリが似合わない男の黄昏日記を読んで頂き誠にありがとうございます。
これからも宜しくお願いします。
ANAダイヤモンド会員防衛修行をしています。
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